真駒内・芸術の森緑の回廊基金の活動報告を公開しています
10月17日(土)は天気に恵まれ、コロナ感染症対策に気を付けながら1年ぶりに桜山散策を開催しました。参加者10名で実や色づいた葉やキノコ等を探しながら、紅葉した林内の散策をmin南コースで楽しみました。
講師の自然ウォッチングセンターの島田恵実さんに主に植物の説明をしていただきながら歩きました。アカイタヤとイタヤカエデの違い、ジンヨウイチヤクソウは菌類と共生して発芽するので埃のように細かい種であること、葉が紅葉するのは茎の根元で養分や水が遮断されて元々あった色が出てくること等、そして今まで気が付かなかったエゾスズランをみつけ、自然の知識が深まり、充実した散策でした。
そして秋は何といってもキノコ。森の入り口にベニテングダケの群落がありました。会員の山川さんに見られたキノコのリストをまとめていただきました。@ベニテングタケ、Aロクショウグサレキンの菌糸、Bウスキニセショウロ、Cホコリタケ(キツネノチャブクロ)、Cドクベニタケ(老菌)、Dチチタケの仲間(老菌)、Eツリガネタケ、Fムキタケ、Gニガクリタケ、Hクリタケ、Iムラサキシメジ、Jヒトヨタケの仲間(幼菌・ザラエノヒトヨタケ?)、他に名前のわからないのが3〜4種。
今年の紅葉は遅く、特に赤色が少ないでした。また、草木の実も少なかったように感じました。休憩でいただいた「ななくさ」さんのパンもご馳走さまでした。