ナショナルトラスト1号地誕生のお知らせ
2005.06.16
この度6月16日に当基金への所有権登記を完了し、ナショナルトラスト1号地誕生となりました。場所は真駒内川右岸の河畔林に隣接する、過去に現状有姿分譲されていた1画(280?)です。ご存じのように駒岡と常盤の間には大きな火山灰採集地がいくつかあり、開発が懸念されていますが、その火山灰採集地の北側にあたります。その辺り一帯は都市近郊に残る自然としては多様な生態系がかろうじて残されていて、これからも保護していきたい場所です。土地の面積も狭小で、今現在は道路に隣接していないため、土地利用はすぐには不可能ですが、開発防止のためのクサビの役目を果たす事は出来るとおもいます。
当基金が設立して8年目にして、本来の目的の土地所有を実現することが出来ました。これも、会員の皆様・基金に寄付していただいた方々の温かいご支援のおかげと感謝しています。又道内ナショナルトラスト団体はじめ、関係各位に心からの御礼を申し上げます。今後も保全に向けて協議・活動を進めていきますので、さらなるご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。