真駒内・芸術の森緑の回廊基金の活動報告を公開しています
2月25日(土)2時より南区民センターにて、「身近な自然を違う角度からみると」と題し、「コウモリが教えてくれる自然観」を動物写真家の中島宏章氏にお話いただきました。
昆虫少年だった中島氏は、中学生になると興味の対象が野鳥に移り、野鳥の写真を始めたそうで、当時の写真や観察メモを見せていただきましたが、中島氏の原点に触れた気がしました。
昨今野鳥に興味のある人は多いですが、当時は少なく、同じことが20年後、コウモリに関しても起きればいいと期待されているそうです。コウモリは、洞窟の中に住んでいて、暗く得体が知れなく人の血を吸うイメージが一般的にあるが、実際に調べてみるとそうではないことがわかった。そして、一番衝撃を受けたことは、「かわいい」こと。満面の笑みで話す中島氏の話に会場の37名は聞き入っていました。自然観察の楽しさが、会場に伝わった講演会となりました。