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第12回緑の回廊講演会「エンマムシから自然環境を知る」
2010.03.06
3月6日(土)2時より南区民センター視聴覚室にて、第12回緑の回廊講演会「エンマムシから自然環境を知る」を開催しました。講師は、北海道大学 総合博物館の大原昌宏氏。エンマムシの視点から、「自然環境の調べ方」「分類学の世界へ」「生物多様性の世界」の流れでした。
 エンマムシは、糞に集まるウジ虫を主に補食する昆虫で、世界に4000種、日本には120種生息している。腐肉トラップ等で採集して、名前を調べることが重要で、図鑑やタイプ標本等と比較・同定し、新種とわかれば論文を書いて公表する。その際パーツにバラして、顕微鏡を覗きながら線画でスケッチ。
 気の遠くなるお話でしたが、昆虫ワールドの魅力に引き込まれた1時間半でした。参加者は24名でした。

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