真駒内・芸術の森緑の回廊基金の活動報告を公開しています
5月10日はあいにくの少雨でキャンセルされた方もいましたが、参加者が集まり実施しました。桜山の中は最近暖かくないせいか、咲いている花は例年より少なく、また野鳥のさえずりも聞こえませんでした。
今回は傾斜が少なく滑りにくい南コースを歩き、講師の守屋開さんに目についた植物等の説明をしていただきました。ツクバネソウの葉の数がユリ目(3枚が基本とされる)なのに4枚ある不思議・ミズナラの落ちて芽が出始めた実が赤い理由・サッポロマイマイとエゾマイマイの違いや肺呼吸・カエデの雌雄同株・クマイザサの名の由来等々の話で充実した散策でした。
守屋さんが下見で見つけてくれた日が当たる場所できれいに咲いていたタチツボスミレの群落まで行き、引き返しました。途中、ミヤマナルコユリは固い蕾で、マイヅルソウやセンボンヤリも蕾でしたが、2〜3輪だけ咲いていました。またナニワズの黄色い花が咲いていました。
今年は花が遅れてましたが、可憐なお花を゙探しながら、参加者6名で新緑の中の桜山散策を楽しみました。