真駒内・芸術の森緑の回廊基金の活動報告を公開しています
5月11日(土)午前中に新緑の桜山を北コースから尾根沿いに戻るコースで散策しました。講師の石田 哲也さんと三輪 礼二郎さんにいろいろな話をしていただきながら歩き、参加者6名は真剣に聞き入り楽しく充実した2時間でした。
まず「アサダとサワシバの葉の違い」や「イワガラミとツルアジサイの花の違い」をパネルを使って説明していただきました。また分かれた幹が癒着結合した連理木(れんりぼく)を観察しました。お目出たい木だそうです。そして「カエデの花は、雄花と両性花の両方がある」ことや「ミズナラ等の雌雄同株は風媒花で虫を引き付ける必要がないから地味」を実際に観察することができ、植物の不思議な繁殖戦略に触れることができました。その他、暦や花札の話から日本人の生活文化の中に自然が沢山取り込まれていることを再認識しました。
咲いていた花は、チゴユリ・タチツボスミレ・フデリンドウ等の常連の他、オオカメノキが花盛りで、センボンヤリの春の花も見られ良かったでした。