真駒内・芸術の森緑の回廊基金の活動報告を公開しています
3月16日(土)南区民センター視聴覚室にて「広域連携・地域連携による植生復元活動〜三陸の津波被災地や石狩低地帯の湿地にて」という難しそうなタイトルでしたが、講師鈴木玲さん(北の里浜花のかけはしネットワーク代表)に分かりやすく講演いただきました。
2011年3月11日に東北地方を襲った津波災害から8年が経ちました。徐々に沿岸域の復興が進みつつありますが、安全を守るためにといち早く建設された防潮堤やマツ苗植栽は、海を生活から分断され自然生態系への影響が議論を呼びました。そんな中、講師鈴木さんを中心とした市民で海浜植生を守り育てている活動のいきさつをお話いただきました。
活動で重要なことは活動の輪であり、いかに連携していくか学びました。「『自然環境は大事だから、もし壊すようなことがあれば、壊しちゃダメでしょう」という人が今の10〜100倍いる状況を作っていきたい。いろいろな人と絡み、連携して、自然環境を子供たちのためにいっしょに残していきましょう。」という言葉が印象的でした。参加者は15名。