秋の森には、形、色合い異にする個性的な「きのこ」が姿を見せていました。格好の良いもの、グロテスクのものなどなど・・・。このコーナでは、散策の折に収めた写真12点をUPしました。
*それぞれの「きのこ」のコメントには、主に五十嵐恒夫著「北海道のキノコ」を参考にしました。 (写真提供:理事小林正吾さん)
ノボリリュウ
林内や草地に発生する。姿が悪いが幼時に食べられる。
ツリガネタケ
カンバの立木や倒木上に釣鐘状に群生する。年々成長し年輪を形成する。
(食不適)
チャナメツムタケ
林内の古い倒木や落枝上に群生する。(食)
ホウロクタケ
ナラの枯れ木や切り株に生える。(食不適)
シロツルタケ
主にトドマツの樹下に生える。色白で傘は幼時には饅頭形、後に平に開く。(猛毒)
ヤマイグチ
大きな饅頭形の傘を広げカバ類の林床に生えている。(食)
ニガクリタケ
枯れた木の幹や切り株に群れて生える。(猛毒)
アシグロタケ
広葉樹林の倒木や枯れ枝に束生し、名のように柄の基部が黒い。(食不適)